在りし日のヴラジカフカスのトラム
ヴラジカフカスといえばタトラ( Tatra T4DM、 Tatra T4D-MI)の天国として有名だった。
それらはドレスデンや、Magdeburg からの譲渡車である。
T4
T4って何?と思う人も居るだろうが T3のちょっと細い版と思えばいい。
新型車導入
新型車71-412 の導入が2022年12月から2023年6月に行われ、T4は実質全廃止してしまった 。(参考:Transphotoのデポ情報)
Vladikavkaz, Tramway — Roster — Urban Electric Transit
T4系は2台、223号機(エクスカーション用?)と 237号機は生きているのだが、ほぼ見るのは無理と言って良いだろう。筆者は見なかった。
71-412
2022年12月から2023年6月、ウラルトランスマッシュ製のものがヴラジカフカスに配送された。この形式は2023年11月現在ヴラジカフカスのみで走っている。
Vladikavkaz, Tramway — Roster — Urban Electric Transit
ウラルトランスマッシュは、1817年からある由緒ある工場だ。
筆者はウスチカタフと思い込んでいたので、こんな工場がある事を知らなかった。
上の写真、中央通りは2019年に筆者訪問時は再建が行われて撮れなかったので、ここで「タトラ」を撮りたかったんですがね。
中央通りのあたり(2)
Весенняя ул
紅葉は奇麗だ。タトラなら絵になったのに。
Ул Калоева あたりで印象派っぽいカット。
印象派難しいアルね。
乗り心地について
乗り心地は新型車にしては最悪だ。バネついてるの?と言うレベル。
おそらくT6B5と同じくらいレールの継ぎ目の振動が来るのだが、新型車は低床のためダイレクトに硬い鉄がぶつかりあう振動がケツに当たる。
印象としてはT6B5より乗り心地は悪い。
40年前に製造されたエスリンゲンの方が余程スムーズである。
結論
こんな存在価値の無い車両を、ビザ必要、渡航要検討国家で撮る必要はない。
素直にプラハに行った方が良いです。
おわり!